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最近出版されたミステリの中から４冊を選んで取り上げてみることにした。【Key語句】　今野敏『エンドロール・警視庁ＦＣ』　中山七里『氏家京太郎、奔る』　はやみねかおる『リセットルーム』　松岡圭祐『水鏡推理Ⅶソヴリン・メディスン』

双葉社から出た青柳碧人の『赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。』を紹介。【Key語句】　昔話シリーズ　うさぎと亀　アリとキリギリス　オオカミ少年　北風と太陽　教訓と不実　円居挽『虚月館殺人事件』　星海社FICTIONS

４月に双葉社から出た渡辺優の『月蝕島の信者たち』を取り上げることにする。【Key語句】　『小説推理』連載　雑誌の休刊　『私雨邸の殺人に関する各人の視点』　犯人当て　孤島　クローズドサークル　新川帆立『剣持麗子のワンナイト推理』

日本推理作家協会賞を受賞した古泉迦十の『崑崙奴』を取り上げてみる。【Key語句】　メフィスト賞・デビュー作『火蛾』　２４年ぶりの第二長編　８世紀の唐の時代　玄宗皇帝　安禄山の変　科挙　西域との交易　シルクロード

『狩野俊介シリーズ』で知られた太田忠司の『ベスト表』を取り上げる。【Key語句】　「本格もの」　『ミステリなふたり』　『名古屋駅西喫茶ユトリロ』 短編も得意　ショートショート　『新宿少年探偵団』　トクマノベルス

過去のその年ごとのミステリの状況を伝える。今回は２００２年から。【Key語句】　横山秀夫『半落ち』　乙一『ＧＯＴＨ』　山口雅也『奇偶』打海文三『ハルビン・カフェ』　連城三紀彦『人間動物園』