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第0310号 私のミステリ読書歴6 1996~2000年

私のミステリ読書歴の6回目。今回は1996年から2000年にかけての話。【Key語句】 読書中断期間 西村京太郎のトラベルミステリ ノベルス本 梓林太郎 桐野夏生『OUT』 高村薫『レディ・ジョーカー』 恩田陸『三月は深き紅の淵を』

第0309号 西村京太郎・梓林太郎の最新作

ノベルスのベテラン作家・西村京太郎と梓林太郎の最新作を取り上げて紹介する。【Key語句】  『SL銀河よ飛べ!!』 『十津川警部特急リバティ会津111号のアリバイ』 『越後・親不知翡翠の殺人』 『信州・塩尻峠殺人事件』 トラベルミステリ  山本巧次『大江戸科学捜査・八丁堀のおゆう・ステイホームは江戸で』

第0308号 私のミステリ読書歴5(1986~1995年)

「私のミステリ読書歴」の連載5回目。今回は1986年~1995年の時期。【Key語句】 読書中断期間 海外ミステリ 日本ミステリ 「新本格」の幕開け 綾辻行人 折原一 歌野晶午 法月綸太郎 北村薫 山口雅也 有栖川有栖

第0307号 岡嶋二人の代表作

二人組の合作ペーネーム・岡嶋二人の一人、徳山諒一が亡くなった。代表作を取り上げる。【Key語句】  『焦茶色のパステル』 江戸川乱歩賞 井上泉(夢人) 『クラインの壺』 『99%の誘拐』 『ツァラトゥストラの翼』 ゲームブック 競馬ミステリ

第0306 私のミステリ読書歴4(1981~1985年)

「私のミステリ読書歴」の連載4回目。今回は1981年~1985年の時期。【Key語句】 海外ミステリ 日本ミステリ ビル・ブロンジー二 ウィルコックス 島田荘司『占星術殺人事件』 岡嶋二人 高橋克彦 スチュアート・ウッズ『警察署長』

第0305号 陳舜臣の代表作

久しぶりに陳舜臣を取り上げ、彼の「代表作」3作を紹介してみようと考えた。【Key語句】  『枯草の根』 江戸川乱歩賞 『孔雀の道』 『玉嶺よふたたび』 『炎に絵を』 辛亥革命 『長安日記』 『方壺園』 陶展文 名探偵 『割れる』

第0304号 私のミステリ読書歴3(1976~1980年)

「私のミステリ読書歴」の連載3回目。今回は1976年~1980年の時期。【Key語句】 大学生の後半 就職して社会人になった時期 日本ミステリ 鮎川哲也  探偵小説専門誌『幻影城』 新人賞応募 最終選考に残る 栗本薫 『これから出る本』 角川文庫の横溝正史ブーム 角川映画

第0303号 長岡弘樹『教場シリーズ』

警察学校の『教場』をテーマにした長岡弘樹と吉川英梨の作品を取り上げる。【Key語句】  『このミステリがすごい!』ランキング 『風間教場』 『教場X』短編の名手 『警視庁53教場』 五味京介 『正義の翼』 『カラスの祈り』 

第0302号 私のミステリ読書歴2(1971~1975年)

「私のミステリ読書歴」連載の2回目。1971年~1975年の期間を振り返る。【Key語句】 高校生・大学生の時代 創元推理文庫 クイーン・カー・クリスティ 本格推理 ハヤカワ・ポケットミステリ クロフツ『ポンスン事件』

第0301号 北村薫の初期代表作

「日常の謎」系ミステリの先駆者・北村薫の初期作品から代表作を紹介する。【Key語句】  東京創元社 鮎川哲也と十三の謎 『空飛ぶ馬』 『夜の蝉』 『秋の花』 円紫シリーズ 『覆面作家は二人いる』 『冬のオペラ』 高校教員 評論家・紹介者

第0300号 私のミステリ読書歴1(1970年以前)

300号発刊記念として、私の「ミステリ読書歴」を10回の連載で開始する。【Key語句】 小学校・中学校時代 あかね書房『少年少女世界推理文学全集』 シャーロック・ホームズ チェスタートン クイーン カー クリスティ  江戸川乱歩 『怪盗ルパン』 ポオ『黄金虫』 アシモフ『銀河帝国の興亡』

第0299号 「幻冬舎ノベルス」他

ノベルス紹介の最終回。『幻冬舎ノベルス』『C☆ノベルス』などを取り上げる。【Key語句】幻冬舎 雨宮早希『EM』シリーズ 山田正紀『仮面(ペルソナ)』 中央公論新社 北村薫『冬のオペラ』 天山ノベルス ケイブンシャノベルス 多島斗志之『バードウォーズ』

第0298号 山口雅也の初期代表作

『生ける屍の死』に代表される「新本格」ミステリ作家の山口雅也を取り上げる。【Key語句】  島田荘司 綾辻行人 折原一 『13人目の探偵士』 『このミス』ベスト 東京創元社 『ミステリーズ』 『キッド・ピストルズの冒瀆』 パンク探偵

第0297号 ライト文芸ミステリ最新刊から

最近出版された「ライト文芸ミステリ」の中から4作品を取り上げて紹介する。【Key語句】 太田紫織『涙雨の季節に蒐集家は、』 蒼月海里『稲荷書店きつね堂』 望月麻衣『わが家は祇園の拝み屋さん』 綾見洋介『その旅お供します』

第0296号 S=A・ステーマンの代表作

ベルギー生まれのフランス作家のS=A・ステーマンの作品について取り上げる。【Key語句】  1930年代 本格もの黄金期 謎解き探偵小説 『三人の中の一人』『殺人者は21番地に住む』 『六死人』 『マネキン人形殺害事件』 読者への挑戦

第0295号 「ジョイノベルス」のこと

実業之日本社から出ている『ジョイノベルス』を取り上げて紹介する。【Key語句】  1970年代前半 赤川次郎『花嫁シリーズ』 トラベルミステリ 木谷恭介『宮之原警部シリーズ』 連城三紀彦『夜よ鼠たちのために』 『廣済堂ブルーブックス』

第0294号 石田衣良「炎上フェニックス」

石田衣良の『池袋ウエストゲートパーク』の新作『炎上フェニックス』が出た。【Key語句】  コロナ禍のトラブル SNS上の炎上 マコト タカシ Gボーイズ 海堂尊『氷獄』 『チーム・バチスタ』シリーズ 加藤実秋『警視庁アウトサイダー』

第0293号 折原一の初期代表作

綾辻行人とほぼ同じころに「本格もの」の作者としてスタートした折原一を紹介する。【Key語句】  1987年・1988年 東京創元社 江戸川乱歩賞 『五つの棺』 『倒錯の死角』 『倒錯のロンド』 叙述ミステリ 密室もの 『丹波家殺人事件』

第0292号 知念実希人「硝子の塔の殺人」

知念実希人の新作『硝子の塔の殺人』は「本格ミステリ」に真正面から取り組んだ作品。【Key語句】  実業之日本社 島田荘司『占星術殺人事件』 綾辻行人『十角館の殺人』 新本格 館もの 密室もの 名探偵 天久鷹央の事件カルテ 『久遠の檻』

第0291号 海外本格物黄金期の代表作

1920年代から1930年代にかけての本格推理黄金期の作品を紹介する。【Key語句】  ハヤカワ・ポケットミステリ ロナルド・ノックス『まだ死んでいる』 ジョセフィン・テイ『フランチャイズ事件』 C・H・B・キッチン『伯母の死』