読書歴50年のミステリ・マニアによるミステリ、探偵・推理小説の本の紹介。日本・海外古典ミステリから、最新刊ライト文芸ミステリまで。A4版小型新聞形式で気軽に楽しく1号3分で読める。『ベスト表・ランキング』が目玉。新刊書評も掲載。
お知らせ
最新の「ミステリ読書案内」
第0592号 吉村達也『ベスト表』(再掲)
1990年に『スターダスト殺人物語』を読んだ時、新しい「本格もの」の書き手が誕生したと感じた。初期の作品は奇抜な仕掛けがずらりと並んだ意欲作が多かった。そんな吉……
第0591号 1988年のミステリ
新しい企画として1988年をスタートに、それぞれの年のミステリを振り返ってみることにした。元になるのは宝島社の『このミステリーがすごい!』の年間ランキング・ベス……
第0590号 下村敦史『そして誰かがいなくなる』
2月に中央公論新社から下村敦史の『そして誰かがいなくなる』が出た。私が下村作品を読むのはこれが初めて。いかにも「本格ミステリ」らしい題名に魅かれて手に取ったが、……
第0589号 エド・マクベイン『ベスト表』(再掲)
『87分署シリーズ』でよく知られているエド・マクベインは、他にもエヴァン・ハンター名義で犯罪小説を書き、更にカート・キャノン、リチャード・マーステンなどの名義も……
第0588号 木谷恭介『ベスト表』(再掲)
1980年代から2000年代頃にかけて、通俗的なミステリの書き手として活躍した木谷恭介の『ベスト表』を取り上げる。ノベルスの時代そしてトラベルミステリの時代を支……