第0050号 R・チャンドラーの世界 その2
前号に引き続き「チャンドラーの世界」の紹介。チャンドラーの魅力は語り尽くせないものがある。作品だけでなく、関連書籍だったり、そして数多くの「名言」。どこまでこの紙面で書けるだろうか……。 ...
前号に引き続き「チャンドラーの世界」の紹介。チャンドラーの魅力は語り尽くせないものがある。作品だけでなく、関連書籍だったり、そして数多くの「名言」。どこまでこの紙面で書けるだろうか……。 ...
私のこの『ミステリ読書案内』も、次号で50号。その50号発行を記念して、今49号と次号と2号連続してレイモンド・チャンドラーを取り上げてみることにした。私の一番好きなミステリ作家。
角川文庫の「キャラクター文芸」の一番の柱。モンスター・シリーズ。大ベストセラーになっている太田紫織の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ。昨年の年末に最新作の15巻目が出た。
今度は松岡圭祐。現役でバリバリ活動中の作家。「ベスト表」はまだ早いのでは…と言われそうな気もするが、若い人の気持ちを引きつけているので、とりあえず今の段階での「ベスト表」を作ってみようと考えた。 ...
第10号で紹介した探偵小説専門誌『幻影城』。その中から誕生した作家の2回目。連城三紀彦は、「探偵小説の復活」を目指した『幻影城』に相応しい作家だったと思う。物語の作り手として。
昨年の8月末に、逢坂剛の『百舌シリーズ』の7巻目『百舌落とし』が出版された。これでMOZUシリーズが完結した。楽しみに取っておいた本を冬休みにようやく読んだので紹介しようと思う。
作者のモーリス・ルブランの名前より、登場人物の「怪盗ルパン」の名前の方がだんぜん有名。特に日本では…。辻真先の『迷犬ルパン』をはじめ多くのミステリ作品・マンガ・映画などにつながりを持っている。 ...
ここ2年くらいの間にトントンと読んだのが加藤実秋。最初は『さくらだもん!』のような気軽に読めるものからスタートした。今回は、一番の柱となる『インディゴの夜』シリーズを中心に書いてみようと思う。 ...
第31号で取り上げたシャーロック・ホームズ。再度取り上げる。今回は、「贋作展」の形で。海外編をまず。日本編はまた後の号で取り上げる予定。ホームズがその後に与えた影響の大きさを実感してほしい。
前号がクリスティ。今回が山村美紗。かなり意図的に取り上げてみた。“日本のアガサ・クリスティ”と呼ぶのに一番ふさわしいのは、やはり山村美紗だと思う。ミステリの作り方に似た要素が多いと感じている。 ...
「ミステリの女王」と呼ばれるアガサ・クリスティの特集。この号では作家論を中心に。 『アガサ・クリスティー読本』 『アガサ・クリスティー自伝(上下巻)』 ジャックマール&セネカルの『そして誰もいなくな...
「ミステリの女王」と呼ばれるアガサ・クリスティの特集。この号ではベスト表中心に。 『そして誰もいなくなった』 『スタイルズ荘の怪事件』 『白昼の悪魔』 『アクロイド殺害事件』 『オリエント急行の殺人...
時代の切り替わりの時期。「昭和」の時代を思い起こさせるミステリを特集する。 風野真知雄 『昭和探偵』 小路幸也 『テレビ探偵』 松岡圭祐 『グアムの探偵』 葵瞬一郎 『東海道新幹線殺人事件』『オホー...