第0065号 『幻影城』作家 その4 田中芳樹『薬師寺』シリーズ
探偵小説専門誌『幻影城』から出発した作家の特集4回目。今回は田中芳樹。【Key語句】『緑の草原に……』『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』『薬師寺涼子の怪奇事件簿』ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』
探偵小説専門誌『幻影城』から出発した作家の特集4回目。今回は田中芳樹。【Key語句】『緑の草原に……』『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』『薬師寺涼子の怪奇事件簿』ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』
正統派ハードボイルドの流れを引き継ぐロバート・B・パーカーの紹介。【Key語句】『ゴッドウルフの行方』『約束の地』『ユダの山羊』『初秋』「探偵スペンサーもの」 クレイトン・ロースン 『帽子から飛び出した死』
今野敏の『隠蔽捜査』シリーズの最新作『8・清明』を取り上げ紹介する。【Key語句】『隠蔽捜査』『果断』『ST』シリーズ『ハンチョウ』シリーズ『奏者水滸伝』シリーズ『特殊防諜班』シリーズ
日本の正統派ハードボイルドの作家・原尞の最新作『それまでの明日』を紹介。【Key語句】 結城昌治 大沢在昌 北方謙三 『そして夜は甦る』 『私が殺した少女』チャンドラーのフィリップ・マーロウ フランク・グルーバー 『探偵人間百科事典』
ミステリの評論家、編集者、作家として大きな土台を作ってくれた都筑道夫の紹介。【Key語句】『やぶにらみの時計』『猫の舌に釘を打て』『三重露出』『誘拐作戦』『なめくじ長屋捕物さわぎ』「キリオン・スレイ」『退職刑事』シリーズ
コーネル・ウールリッチの特集の第2弾。「憎悪と情熱、愛と復讐」の物語。【Key語句】 創元推理文庫版『アイリッシュ短編集』 ポケミス版『ぎろちん』『さらばニューヨーク』『夜の闇の中へ』「都会派サスペンス」ハードボイルドの親戚
私がチャンドラーと共に好きな作家として挙げていたウールリッチ。2号連続の特集。【Key語句】 コーネル・ウールリッチ ウィリアム・アイリッシュ 江戸川乱歩 『幻の女』 『暁の死線』 『黒衣の花嫁』 創元推理文庫 アイリッシュ短編集 『黒いカーテン』
青柳碧人の代表的なシリーズ『浜村渚の計算ノート』を紹介する。【Key語句】 数学ミステリ 関数 方程式 定理 対数 確率 『西川麻子』シリーズ 数学テロ集団「黒い三角定規」 中学校2年生の女子生徒 『ブタカン!』シリーズ
日本の「法廷ミステリ」の第一人者と呼ばれる和久峻三。その作品を紹介しよう。【Key語句】 『仮面法廷』 江戸川乱歩賞 「赤かぶ検事」 「京都殺人案内」「あんみつ検事」 「弁護士猪狩文助」 『雨月荘殺人事件』 『野性時代』
探偵小説専門誌『幻影城』から出発した作家紹介の3回目。栗本薫を取り上げる。【Key語句】 第2回幻影城新人賞 『群像』評論部門 『ぼくらの時代』 江戸川乱歩賞 『絃の聖域』 『猫目石』 『グイン・サーガ・シリーズ』 O・ヘンリー傑作集
ここ最近出版されたライト文芸ミステリ、キャラクター文芸ミステリ系の中から4つのシリーズを取り上げて紹介する。いずれも、売れ行き絶好調の人気シリーズである。その魅力は……。どこにあるのか。
正統派ハードボイルド。ハメット、チャンドラーと来れば、次はロス・マクドナルド。でも、実際には一人ずつ違う特徴があって、違う世界が描かれている。ロス・マクドナルドなりの独特の世界だと思う。 ...
平成から令和の時代に変わってまもなく1年。以前、『読書案内27号』で平成ミステリ・ベストの特集を書いた。その後、読者の一人から新たな「ベスト10」の提案があったので、再び考えてみようと思った。 ...
42号の続き「贋作展」。今度は日本編。日本にもシャーロック・ホームズの贋作・パロディはたくさん存在する。師匠の作品を巧みに自分の作品に組み入れていく技術の高さは、日本人の得意とするところである。 ...
今回は辻真先の特集。日本のミステリ作家の中で一番の多種多芸の人。NHKのテレビプロデューサーからスタート。脚本家。昭和7年生まれで今年87歳。でも、現役バリバリで書き続けていることがすごい。 ...