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第0174号 松本清張編『海外推理傑作選』

エラリー・クイーンが1977年に来日した時に作られたアンソロジーを紹介する。【Key語句】集英社・松本清張編『海外推理傑作選』全6巻 ヒッチコック・マガジン 光文社・エラリー・クイーン編『日本傑作推理12選』 『世界傑作推理12選』

第0173号 内田康夫どの順番で読むか

名探偵・浅見光彦などで知られた内田康夫の作品をどの順番で読めばよいかを考える。【Key語句】①『平家伝説殺人事件』②『津和野殺人事件』③『戸隠説殺人事件』④『シーラカンス殺人事件』⑤『遠野殺人事件』『死者の木霊』『箸墓幻想』

第0172号 北京原人ミステリ

太平洋戦争開始時の北京原人化石消失事件をめぐるミステリを取り上げ紹介する。【Key語句】  伊与原新『博物館のファントム』 伴野朗『五十万年の死角』 盧溝橋事件 鯨統一郎『北京原人の日』 化石とは クイーン・各務三郎編『クイーンの定員』

第0171号 アガサ・クリスティどの順番で読むか

「アガサ・クリスティ」のミステリ作品をどんな順番で読むとよいかという話。彼女の作品をどの順番で読むかは非常に重要な要素になると考えている。 【アガサ・クリスティの『ベスト表』は第0039号を参照のこ...

第0170号 伊与原新『博物館のファントム』

活躍中の理系作家・伊与原新の『博物館のファントム-箕作博士の事件簿』を紹介する。【Key語句】『蝶が舞ったら、謎のち晴れ-気象予報士・蝶子の推理-』地球惑星物理学 鉱物少年 宮沢賢治 蒼月海里 喜多喜久 阿津川辰海『透明人間は密室に潜む』

第0169号 アシモフ『黒後家蜘蛛の会』

アームチェア・ディテクティブの代表例とされるアシモフの『黒後家蜘蛛の会』を紹介。【Key語句】『われはロボット』『鋼鉄都市』『銀河帝国の興亡・全3巻』『象牙の塔の殺人』 『ABAの殺人』 給仕のヘンリー のちの作品に多大な影響 アシモフ『科学の言葉』 シャーロット・アームストロング『毒薬の小瓶』

第0168号 赤川次郎どの順番で読むか

1980年代に爆発的なブームを引き起こした赤川次郎の作品をどの順番で読むかという話。【Key語句】①『幽霊列車』②『幽霊候補生』③『三毛猫ホームズの推理』④『三毛猫ホームズの追跡』⑤『三姉妹探偵団』『セーラー服と機関銃』

第0167号 明治ミステリの躍進

「明治時代」を舞台にしたミステリが増えてきているような印象。その作品を紹介する。【Key語句】江戸時代「捕物帖」歴史ミステリ 海渡英祐『伯林一八八八』月原渉『使用人探偵シズカ・シリーズ』 山本巧次『開化鐡道探偵シリーズ』今野敏『サーベル警視庁シリーズ』『帝都争乱』 伊吹亜門『刀と傘・明治京洛推理帖』

第0166号 E・S・ガードナーどの順番で読むか

「E・S・ガードナー」のミステリ作品をどんな順番で読むとよいかという話。法廷もの、ペリイ・メイスン・シリーズで知られた多作家のガードナー。 【E・S・ガードナーの『ベスト表』は第0002号を参照のこ...

第0165号 阿津川辰海『紅蓮館の殺人』

昨年の『このミス』6位にランクされた阿津川辰海の『紅蓮館の殺人』を紹介する。【Key語句】 「講談社タイガ」 「館ミステリ」探偵役は高校2年生の葛城 【館焼失まで35時間19分】 機械仕掛けのトリック 綾辻行人『十角館の殺人』

第0164号 創元推理文庫『魔術ミステリ傑作選』

創元推理文庫から出ているオットー・ペンズラー編の『魔術ミステリ傑作選』を紹介。【Key語句】  基本は科学的でありたい 奇術 怪奇趣味・オカルティズム 松田道弘 クレイトン・ロースン カー エド・レイシイ『さらばその歩むところに心せよ』

第0163号 西村京太郎どの順番で読むか

トラベルミステリの第一人者・西村京太郎の作品をどんな順番で読めばよいかの提案。【Key語句】  ①『寝台特急殺人事件』 ②『夜間飛行殺人事件』 『終着駅殺人事件』『夜行列車殺人事件』 ③『名探偵なんか怖くない』 ④『名探偵が多すぎる』⑤『殺しの双曲線』 『赤い帆船』 『日本ダービー殺人事件』 駅シリーズ