第0198号 和久俊三どの順番で読むか
日本の「法廷もの」の第一人者・和久俊三のミステリ作品を読む順番を考える。【Key語句】 赤かぶ検事シリーズ ①『疑わしきは罰せよ』 ②『血の眠り』 ③『仮面法廷』 ④『夢の浮橋殺人事件』 ⑤『死体の指にダイヤ』 京都ミステリ
日本の「法廷もの」の第一人者・和久俊三のミステリ作品を読む順番を考える。【Key語句】 赤かぶ検事シリーズ ①『疑わしきは罰せよ』 ②『血の眠り』 ③『仮面法廷』 ④『夢の浮橋殺人事件』 ⑤『死体の指にダイヤ』 京都ミステリ
昨年12月に出た佐々木譲の『道警シリーズ』の最新刊『雪に撃つ』を取り上げる。【Key語句】 『笑う警官』 シャーヴァル&ヴァールー マルティン・ベッグ・シリーズ 『警察庁から来た男』 外国人の「技能実習生制度」 小路幸也『銀の鰊亭の御挨拶』
正統派ハードボイルドを引き継いだR・B・パーカーの作品をどんな順番で読むか考えた。【Key語句】 ①『約束の地』 ②『ユダの山羊』 ③『失投』 スペンサーもの ④『レイチェル・ウォレスを捜せ』 ⑤『初秋』 エクスブライヤ『死体をどうぞ』
最近出版された「シリーズものミステリ」の中から3つ取り上げて紹介する。【Key語句】 ライト文芸ミステリ キャラクター文芸 加藤実秋『警視庁レッドリスト』 澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』 高里椎奈『私立シードゥス学院』
『このミス』で今年度の1位に選ばれた辻真先の『たかが殺人じゃないか』を紹介する。【Key語句】 『仮題・中学殺人事件』 『盗作・高校殺人事件』 昭和24年の推理小説 密室殺人と首切り解体事件 本格ミステリとトリック 『アリスの国の殺人』
1970年代の女流作家、山村美紗のミステリ作品をどの順番で読めばよいか考える。【Key語句】 キャサリン・シリーズ ①『花の棺』 ②『百人一首殺人事件』 ③『消えた相続人』 ④『エジプト女王の棺』 『マラッカの海に消えた』 ⑤『目撃者ご一報下さい』 『葬儀屋・石原明子シリーズ』 『赤い霊柩車』
11月末に小林泰三が急逝した。今までの作品について解説をつけておこうと思う。【Key語句】 『玩具修理者』 日本ホラー小説大賞短編賞 SF小説 ミステリ系 『アリス殺し』 『ティンカー・ベル殺し』 独特の世界観 小林泰三ワールド
本格ミステリの黄金期を作り上げた一人、ヴァン・ダインの作品の読む順番を考える。【Key語句】 出版順のとおり ①『ベンスン殺人事件』 ②『カナリア殺人事件』 ③『グリーン家殺人事件』 ④『僧正殺人事件』 R・L・フィッシュ『懐かしい殺人』
中学生、高校生にお薦めするミステリを取り上げた9回目。4冊を紹介する。【Key語句】 喜多喜久『プリンセス刑事』 太田忠司『伏木商店街の不思議』 赤川次郎『散歩道』 ショートショート 緑川聖司『福まねき寺にいらっしゃい』
『このミステリーがすごい!2021年版』が出た。ベストテン作品について考える。【Key語句】 辻真先『たかが殺人じゃないか』 阿津川辰海『透明人間は密室に潜む』 若竹七海『不穏な眠り』 櫻田智也『蝉かえる』 米澤穂信『巴里マカロンの謎』
『幻影城』出身作家の泡坂妻夫のミステリ作品をどの順番で読めばよいか考える。【Key語句】 ①『11枚のとらんぷ』 ②『亜愛一郎の狼狽』 ③『乱れからくり』 ④『ヨギ・ガンジーの妖術』 ⑤『曾我佳城全集』 奇術づくし からくりづくし
新しい年がスタートした。今年も、この『ミステリ読書案内』よろしくお願いいたします。発行を続けて約1年。間もなく200号の大台が近づいてくる。今年の私の読書などの展望を述べてみたいと考えた。