第0290号 中・高校生にお薦めの本その14
中・高校生にお薦めのミステリを紹介する14回目。4作品を取り上げる。【Key語句】 創元推理文庫 日常系の謎 瀬那和章『雪には雪のなりたい白がある』 西條奈加『無花果の実のなるころに』 有間カオル『気まぐれ食堂』 柳瀬みちる『神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ』
中・高校生にお薦めのミステリを紹介する14回目。4作品を取り上げる。【Key語句】 創元推理文庫 日常系の謎 瀬那和章『雪には雪のなりたい白がある』 西條奈加『無花果の実のなるころに』 有間カオル『気まぐれ食堂』 柳瀬みちる『神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ』
双葉社から刊行された「フタバノベルス」について振り返ってみよう。【Key語句】 1980年代 『小説推理』 ミステリ・SF・アクション・冒険・伝奇 加納一朗『ホック氏シリーズ』 小鷹信光『アメリカン・ハードボイルド』 岡嶋二人『5W1H殺人事件』 赤川次郎の作品 西村京太郎の作品
ハードボイルドで出発した大沢在昌の初期の代表作を取り上げて紹介する。【Key語句】 『感傷の街角』 小説推理新人賞 生島治郎 北方謙三 『新宿鮫』 『標的走路』 佐久間公シリーズ 『氷の森』 『アルバイト探偵』シリーズ
最近出版された本の中から3冊を紹介。やや近未来的な作品が多いか。【Key語句】 現実の世界から離れて 松岡圭介『千里眼・ノン=クオリアの終焉』 早坂吝『四元館の殺人』 探偵AI 佐藤青南『行動心理捜査官・楯岡絵麻』
レイモンド・チャンドラーとウィリアム・アイリッシュの作品について語る。【Key語句】 晶文社 稲葉明雄 『マーロウ最後の事件』 『さらばニューヨーク』 世界大恐慌 ハードボイルド サスペンス 『さらば愛しき女よ』 『黒衣の花嫁』
祥伝社から発行されている『NONノベルス』について解説していく。【Key語句】 昭和48年スタート 伝奇小説 アクション小説 ホラー小説 夢枕獏 門田泰明『黒豹』シリーズ 太田蘭三『顔のない刑事』シリーズ 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』
最近出た文庫本の中から私の気になったし3冊を取り上げて紹介する。【Key語句】 中・高生にお薦めの本 喜多喜久『科警研のホームズ・絞殺のサイコロジー』 月原渉『炎舞館の殺人』 山本巧次『早房希美の謎解き急行』 鉄道ミステリ
日本の女流ミステリ作家No.1候補である宮部みゆきの代表作を紹介する。【Key語句】 年間ランキング一位 『理由』 直木賞 『火車』 山本周五郎賞 『模倣犯』 日本ミステリの歴史に残る傑作 現代社会のひずみ ドキュメンタリー
6月に角川書店から出版された米澤穂信の歴史ミステリ『黒牢城』を紹介する。【Key語句】 『氷菓』 実力者 『王とサーカス』 『満願』 戦国時代末期 織田信長 荒木村重 黒田官兵衛 有岡城 籠城 ミステリの要素 伊吹亜門『雨と短銃』
E・S・ガードナーのもうひとつの名義A・A・フェアの作品について紹介する。【Key語句】 バーサ・クール&ドナルド・ラム・シリーズ 私立探偵 ペリイ・メイスン 『屠所の羊』 『馬鹿者は金曜日に死ぬ』 『ぬれ手で粟』 ユーモア・ミステリ
現在も次々新作を発表し続けている赤川次郎について書きたくなった。これだけの長い期間が過ぎても作品のレベルが維持されている。今回の題名には吉川英治文学賞を受賞した『東京零年』を取り上げてみた。