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３００号発刊記念として、私の「ミステリ読書歴」を１０回の連載で開始する。【Key語句】　小学校・中学校時代　あかね書房『少年少女世界推理文学全集』　シャーロック・ホームズ　チェスタートン　クイーン　カー　クリスティ　　江戸川乱歩　『怪盗ルパン』　ポオ『黄金虫』　アシモフ『銀河帝国の興亡』

ノベルス紹介の最終回。『幻冬舎ノベルス』『Ｃ☆ノベルス』などを取り上げる。【Key語句】幻冬舎　雨宮早希『ＥＭ』シリーズ　山田正紀『仮面(ペルソナ)』　中央公論新社　北村薫『冬のオペラ』　天山ノベルス　ケイブンシャノベルス　多島斗志之『バードウォーズ』

『生ける屍の死』に代表される「新本格」ミステリ作家の山口雅也を取り上げる。【Key語句】 　島田荘司　綾辻行人　折原一　『１３人目の探偵士』　『このミス』ベスト　東京創元社　『ミステリーズ』　『キッド・ピストルズの冒瀆』　パンク探偵

最近出版された「ライト文芸ミステリ」の中から４作品を取り上げて紹介する。【Key語句】　太田紫織『涙雨の季節に蒐集家は、』　蒼月海里『稲荷書店きつね堂』　望月麻衣『わが家は祇園の拝み屋さん』　綾見洋介『その旅お供します』

ベルギー生まれのフランス作家のＳ＝Ａ・ステーマンの作品について取り上げる。【Key語句】 　１９３０年代　本格もの黄金期　謎解き探偵小説　『三人の中の一人』『殺人者は21番地に住む』　『六死人』　『マネキン人形殺害事件』　読者への挑戦

実業之日本社から出ている『ジョイノベルス』を取り上げて紹介する。【Key語句】 　１９７０年代前半　赤川次郎『花嫁シリーズ』　トラベルミステリ　木谷恭介『宮之原警部シリーズ』　連城三紀彦『夜よ鼠たちのために』　『廣済堂ブルーブックス』

石田衣良の『池袋ウエストゲートパーク』の新作『炎上フェニックス』が出た。【Key語句】 　コロナ禍のトラブル　ＳＮＳ上の炎上　マコト　タカシ　Ｇボーイズ　海堂尊『氷獄』　『チーム・バチスタ』シリーズ　加藤実秋『警視庁アウトサイダー』

綾辻行人とほぼ同じころに「本格もの」の作者としてスタートした折原一を紹介する。【Key語句】 　１９８７年・１９８８年　東京創元社　江戸川乱歩賞　『五つの棺』　『倒錯の死角』　『倒錯のロンド』　叙述ミステリ　密室もの　『丹波家殺人事件』

知念実希人の新作『硝子の塔の殺人』は「本格ミステリ」に真正面から取り組んだ作品。【Key語句】 　実業之日本社　島田荘司『占星術殺人事件』　綾辻行人『十角館の殺人』　新本格　館もの　密室もの　名探偵　天久鷹央の事件カルテ　『久遠の檻』

１９２０年代から１９３０年代にかけての本格推理黄金期の作品を紹介する。【Key語句】 　ハヤカワ・ポケットミステリ　ロナルド・ノックス『まだ死んでいる』　ジョセフィン・テイ『フランチャイズ事件』　Ｃ・Ｈ・Ｂ・キッチン『伯母の死』