第0142号 深谷忠記ベスト表
トラベルミステリ系のアリバイトリック作品が多い深谷忠記を取り上げる。【Key語句】 1982年『ハーメルンの笛を聴け』 ノベルスの時代 歴史ミステリ 名探偵・黒江壮と美緒のコンビ 考える人 『東大一橋大ゼロの誘拐』
トラベルミステリ系のアリバイトリック作品が多い深谷忠記を取り上げる。【Key語句】 1982年『ハーメルンの笛を聴け』 ノベルスの時代 歴史ミステリ 名探偵・黒江壮と美緒のコンビ 考える人 『東大一橋大ゼロの誘拐』
中・高校生にお薦めの本の紹介の6回目。今回は現役活躍中の4作家が登場。【Key語句】 東山篤哉『謎解きはディナーのあとで』 七尾与史『トイプー警察犬メグレ』霧舎巧『志仮説は霧の00密室』 小路幸也『マイ・ディア・ポリスマン』
1960年代にブームを引き起こした軽ハードボイルド。カーター・ブラウンを紹介。【Key語句】 小林信彦『地獄の読書録』 『乾杯女探偵』 アル・ウィーラー・シリーズ メイヴィス・セドリッツ・シリーズ ロス・H・スペンサー『パーデュー・シリーズ』
ステリの評論本紹介の第7弾。今回は小林信彦の『地獄の読書録』を取り上げる。【Key語句】 『怪人オヨヨ大統領』 『神野推理氏の華麗な冒険』 雑誌『宝石』ランドン『日時計』 マーティン『十二人の少女像』 フレミング『乙女の祈り』鮎川哲也の『鍵孔のない扉』 泡坂妻夫『トリック交響曲』
動物ミステリの特集の最終回。哺乳類を中心にした「獣ミステリ」を取り上げてみる。【Key語句】 ジャプリゾ『ウサギは野を駆ける』 東山彰良『ジョニー・ザ・ラビット』ポオ『モルグ街の殺人』 本岡類『大雪山牙と顎の殺人』 渡辺裕之『偽証』島田荘司『踊る手なが猿』 恩田陸『象と耳鳴り』 人類の誕生
集英社のオレンジ文庫から出ている辻村七子の『宝石商リチャード』シリーズを紹介。【Key語句】 『宝石商リチャード氏の謎鑑定』シリーズ 中田正義 宝石商アルバイト 第2部完結編『久遠の琥珀』 琥珀 和田はつ子『青子の宝石事件簿』
最近の「鉄道ミステリ」の中から山本巧次と豊田巧の作品を中心に紹介する。【Key語句】 『開化鐡道探偵』 『鉄路の牢獄』 『鉄血の警視』 コロナ禍 倉坂鬼一郎『鉄道探偵団』 葵瞬一郎『東海道新幹線殺人事件』 路面電車
アメリカで戦後に「悪徳警官もの」の作品を書いたW・P・マッギヴァーンを紹介。【Key語句】 『殺人のためのバッジ』 ビル・ピータース『金髪女は若死する』『緊急深夜版』 正統派ハードボイルド M・R・ラインハート『螺旋階段』
ミステリ評論本の紹介第6弾。福永・中村・丸谷の『深夜の散歩』を取り上げる。【Key語句】 『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン日本語版』クリスティの『ゼロ時間へ』 マクベイン『警官嫌い』 コリンズ『月長石』チャンドラー・マーロウの人物像 松田道弘『トリック・とりっぷ』
動物ミステリ特集の第7弾。魚を中心にした海の生物が登場するミステリを紹介。【Key語句】 ESG『黒い金魚』 山田正記『金魚の眼が光る』 仁木悦子『銅の魚』新羽精之『鯨のあとに鯱がくる』 アンダースン『それゆけイルカ探偵!』ヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』
昨年の夏に出たはやみねかおるの『怪盗クイーン・シリーズ』を中心に取り上げる。【Key語句】 『名探偵夢水清志郎シリーズ』 最新作『ニースの休日』『モナコの決戦』『虹北恭助』シリーズ 『モナミは世界を…』シリーズ 講談社・青い鳥文庫
1970年代に大ヒットした「社会派」森村誠一ミステリの紹介をする。【Key語句】1969年『高層の死角』江戸川乱歩賞 『新幹線殺人事件』 『腐蝕の構造』 社会派推理小説 棟居刑事シリーズ 『人間の証明』 角川映画 短編が多い
1960~70年代に大いに話題になったアンドリュウ・ガーヴの作品を紹介する。【Key語句】 『ヒルダよ眠れ』 悪女ものミステリ 『遠い砂』 テレビドラマ 『ギャラウエイ事件 『カックー線事件』 マーカンド『天皇の密偵』
ミステリの研究書・評論本の紹介の第5弾。権田萬治の『日本探偵作家論』を紹介。【Key語句】 雑誌『宝石』 探偵小説専門誌『幻影城』 江戸川乱歩 甲賀三郎 ミステリの本来の姿 謎と論理性 山村正夫の『わが懐旧的探偵作家論』
動物ミステリの特集。今回は、昆虫を中心にした「虫」をテーマにしてみた。【Key語句】 E・A・ポオ『黄金虫』 クロフツ『蜘蛛と蝿』 横溝正史『女王蜂』 日下圭介『蝶たちは今…』 滝田務雄『田舎刑事の動物記』 北村薫『夜の蝉』
中学生、高校生にお薦めするミステリの紹介の5回目。今回は4作品を取り上げる。【Key語句】 田中雅美『あっちゃんの推理ポケット』 新庄節美『はじまりは青い月』 戸梶圭太『幽霊ラジオ殺人事件⁉』 太田忠司『月光亭事件』狩野俊介シリーズ
現在、警察小説でかなりの冊数が出版されている堂場瞬一を取り上げて紹介する。【Key語句】 『雪蛍』 『破弾』 鳴沢了シリーズ アナザーフェイス・シリーズ 「警視庁犯罪被害者支援課」 もう少し薄い本に 中公文庫の新装版刊行中
美食家探偵ネロ・ウルフの生みの親、レックス・スタウトとその作品を取り上げる。【Key語句】 1934年『毒蛇』 ヴァン・ダインやエラリー・クイーンの後を継ぐ 名助手アーチー・グッドウィン 雑誌『EQ』 ピアスン『すばらしき罠』
ミステリの研究書・評論本の紹介の第4弾。中島河太郎の『ミステリ・ハンドブック』。【Key語句】 講談社「現代推理小説大系」別巻 江戸川乱歩 甲賀三郎 木々高太郎 『推理小説通史』 『推理小説事典』 『推理小説年表』 ヘイクラフト『推理小説の美学』
第118号に続いて日本ミステリの古書価格で高いものを紹介してみよう。【Key語句】 多島斗志之『聖夜の越境者』 雨宮早希『EM』シリーズ 連城三紀彦 小泉喜美子『殺人はちょっと面倒』 清水義範 パシフィカ『名探偵読本』